売買契約(売買契約書のポイント)
今回は売買契約についてお話致しましょう。
はい、宜しくお願いします。
通常、売買契約書は不動産屋さんが用意してくれるものを使います。書式もしっかりとしていますので、売る方、買う方のどちらにも公平になるよう作られています。ですから、内容については問題ないでしょう。
はい
ただ、なんと言っても契約書ですからね、ざっとでも良いので目を通しておくようにしましょう。
なんだか契約書とかって読みづらそうですが、頑張って読んでみます。
プレミアム·ファイナンスは何ですか?
それから売買契約の際のポイントがあります。手付金、これは前項でも少し話をしましたが、手付金は契約をした事を証明するお金の事です。手付金は契約の時に受け取ります。一定期間はこの手付金を元にどんな理由でも契約を解除することが出来ます。
買主さんの都合で勝手に解除出来るんですか?
はい、ただ買主さんが勝手に解除する場合、手付金は返還する必要はありません。その為の手付金です。それと、反対に売主が売買契約を解除する場合は、貰った手付金を倍にして支払う事で契約を解除出来ます。例えば手付金を300万円受け取って、売主が契約を解除したい場合は、倍の600万円を買主に支払えば契約は解除出来ます。
なるほど、どちらも契約後に解除する場合は手付金相当の金額を失うと言う事なんですね。
トップモジュラー住宅
そうです
ところで、その契約を解除できる一定期間って通常はどれくらいに設定される事が多いんですか?
だいたい2週間程度が多いですね。
他に売買契約書を締結する際のポイントってありますか?
そうですね、あとは住宅ローン特約ですね。買主が住宅ローンで購入する場合は売買契約書の中に住宅ローン特約が入ります。
住宅ローン特約って何ですか?
我々はエスクロー勘定を取り消すことができます
住宅ローン特約とは、買主の住宅ローンの審査がおりなければ、契約を撤回することが出来るものです。手付金も無利息で全額買主に返さなければなりません。売却の最終コーナーでこれをやられると、今まで掛かった時間がムダになってしまいます。あらかじめ不動産屋さんに買主の与信をしっかりと確認してもらうと良いですね。
ひえ〜、怖いですね。
この惨事を防ぐには、ローン特約の期間は短めに設定して、出来れば先ほども言ったように不動産屋さんを通して審査状況を確認しておくと良いですね。
売買契約をする日は何をしたらよいんですか??
売買契約の当日は、こんな感じで進んでいきます。
1.売主と買主の顔合わせ
2.契約書、付帯設備の確認と読み合わせ
3.契約内容の確認
4.契約書へ署名と押印
5.手付金の受け取り
6.決済についての打合せ
だいたい正味1時間くらいですかね。契約内容については、分らない事や疑問な事があったら、契約書にサインする前に遠慮せず聞いて下さい。あまりこうゆう場面が無いので、契約と言うと緊張するかもしれませんが、焦ったり、遠慮したりせず、しっかりと行って下さい。
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